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『おしえて! ギャル子ちゃん』
和氣あず未さん、富田美憂さん、高橋未奈美さんにインタビュー

――ギャル子ちゃんは見た目と内面のギャップがありますけど、みなさんご自身の意外な一面があったらお聞かせ願います。

高橋:私は悩みがなさそうって言われますけど、実は些細なことでもすぐ悩む! 家を出てから、やっぱりシャツじゃなくてセーターにすれば良かったかなぁ。とか、今はお茶飲みたいけどお水の方が喉にいいかなぁ……なんて思ったりしてます! わりとネガティブです。「悩みがないことが悩みでしょ?」ってよく言われるんですけどね。「あのお芝居こっちの形で演じてみても良かったのかなぁ? でもオッケー出たし……。でもやってみるべきだったのか!」みたいな感じですね。そんな自分を変えたくて、今は日々修行に励んでいます!

富田:私は意外と大人しそうとか言われるんですけど、全然そんなことなくて。実際に私がギャル子と友達だったら「ねぇ? ギャル子ギャル子~」って絶対ちょっかい出すと思うんですよ。割と好きですね、そういうのが。自分で何かを言ったりするんですけど、後から「あぁ、どうしよう、言わなきゃ良かったな……」というのが結構あったりするのでその部分は似ていると思います。

高橋:良くないぞ! ネガティブ!(笑) 自分で言っておきながらだけど(笑)。

和氣:私は第一印象と第二印象がすごい変わるって言われるんですよ。初対面の方にはすごい人見知りしちゃうんですけど。でも四回くらい会ってからの、第四印象くらいから変わっちゃうかな。でもそこまで行くと、自分からグイグイ行っちゃいますね。気を許してイジっちゃいます(笑)。なんだろう、猫かぶっちゃってるのかな?(笑) ……多分猫かぶってるんですね(笑)。

――みなさんが思う、本作のアピールポイントは何ですか?

高橋:ナレーションが能登麻美子さんというところですかね。あとSEも能登さんが担当されているんですよ! 「ギャルルン!」とか、作中でもある大事な擬音を能登さんが担当されているんです。そこはみなさんに聞いてほしいし、感じてほしい、尊さを(笑)。
一言とかのキャラクターも「この人がキャスティングされているんだ」みたいなところが多いので、最後のテロップまで見てほしいなと思います。あとは原作のカラフルさも失っていないので、そういうところも注目してほしいなって思いますし……主役の方どうですか?(笑)

和氣:「くだらないな~(笑)」みたいな内容なんですけど、高校生のときに戻ったような気持ちで見ると懐かしさを感じると思うので、高校生目線で見てほしいなって思います。

富田:それで、明日から学校で使えるネタが詰まっていたりとか……(笑)。個人的なキャラクターの見所になってしまうんですけど、オタ子ってあんまり表情がコロコロ変わるキャラクターでもないんですけど、ある話で泣いちゃうシーンがあって。最初のほうにギャル子と喧嘩しちゃうエピソードで、ギャル子と話ができなくなってすれ違うんです。後でお嬢からギャル子の家を聞いて、ギャル子の家に泣きながら謝りにいくという……。そこがすごくオタ子の気持ちをぶちまけるところなので、ぜひぜひ見てもらいたいです!

――笑わせる話もあれば、ちょっとキュンときちゃう話もあるんですね。

高橋:すごく良いアニメだな~(笑)。

――(笑)。では、最後に放送を楽しみにしている視聴者にメッセージをお願いします。

高橋:リアルであり、ファンタジーであり、いろんな面が見られる作品です。夜なので、高校生以下の方は録画をして、DVDを買ってね!

スタッフ:一番早い放送時間は22:30です。

高橋:あ、じゃあその22:30を見てください!(笑) 中々扱わないような話を扱っていたりして、見ていたら目からウロコみたいなこともありつつなので、ぜひぜひ楽しみにしていただけたら嬉しいなと思います。短いアニメなので、気軽に気分転換したいときや笑いたいときに、見てもらえたら嬉しいなと思います。よろしくお願いします!

富田:アフレコ現場も和気あいあいと楽しい感じなので、それがアニメを通して視聴者の方にも伝わればいいなと思います。アニメの面白い感じだったり、少しうるっときちゃうエピソードもあったり、細かいところをぜひ見てもらいたいです。さっきの話にもあったような、SEやナレーションだとか、そういった点も含めて1つのいい作品になっていると思うので、みなさんにも楽しんで頂けるように私達も頑張ります!

和氣:男の人も女の人も、若い人から大人まで、楽しめるネタギャグ作品だと思います。そして、次の日の話題にもなる思います。それにアニメの“●●って本当ですか?”というタイトルを見て「あ、本当なのか?」って思って自分でも調べたりすると面白いかもしれませんよ(笑)。なので「俺こうなんだ…」みたいに分かると思うで、ぜひ見て調べてみてください。

©2015 鈴木健也/KADOKAWA刊/ギャル子ちゃん製作委員会